コケ図鑑 スギゴケ科 オオスギゴケ
半日陰の腐植土の上に群生する。茎は高さ5〜15cm、枝分かれはしない。葉は長さ7〜11mm、乾くと茎に接して穂状になる。基部はたまご型でやや薄く、葉身部は細長い披針形、表面全体に薄板が密にある。薄板の高さは4〜6細胞の高...
半日陰の腐植土の上に群生する。茎は高さ5〜15cm、枝分かれはしない。葉は長さ7〜11mm、乾くと茎に接して穂状になる。基部はたまご型でやや薄く、葉身部は細長い披針形、表面全体に薄板が密にある。薄板の高さは4〜6細胞の高...
陽当りの良い場所から、半日陰の、湿った土の上や崖土の上に群生する。葉は薄く、長さ1〜3cm、幅3〜5mm、二股状ににわかれ、へりは多少波状にちぢれ、浅く切れ込んでいる。葉の中央部にはやや明瞭な中助部があり、この左右に黒緑...
陽当りの良い湿った地上や、岩の上などに群落をつくる。茎は横に這い、長さ10cmくらいにまで伸び、規則的に羽状に枝を出し、枝の長さはほぼ1cmくらいでそろっている。乾くと枝は上向きに少し巻く。葉は密につき、幅広いたまご型の...
半日陰の地上や腐木上、岩の上に群生する。茎は横に這い、先が地上について仮根を出し、ここから新たな茎を出して広がる。葉はたまご型で先は尖り、長さ3mmくらい。へりは上半分に葉を持ち、細長い細胞からなるふちどりがある。日本全...
開けた陽当りの良い場所の湿った地上や岩の上に群生する。茎は3〜5cmの高さで直立または斜めに立ち上がり、不規則に短い枝を出す。葉は枝までは先に集まったようにつき、全体に密につく。長いたまご型、先は灰白色の芒状にのびること...