スミレ草のホソウリゴケ鉢植え

 

※用意するもの

ホソウリゴケ／花の苗（スミレ）／山野草の土鉢／鉢底ネット／銅線１０cm／Uピン（地巻のワイヤーを小さく等分して使用）／ピンセット／箸／シャベル／ハサミ

 

 

１．前準備として、コケの裏に付いた、余分な土や汚れた部分をハサミでカットする。虫や雑菌を取り除くため、コケを水で洗う。洗った後は、ザルに取り水気をよく切っておく。

【 Point 】コケを新しい土に馴染ませるためにも下準備は必要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

２．鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、ズレないように銅線で止める。止め方は、U字に曲げた銅線を鉢底ネットの中央に差し込んで、上に出ている部分をひとひねりする。次に、鉢の底に出た銅線を開いて、左右の先端をねじる。

３．ビニールポットから苗を取り出す。できるだけ根はいじらないように、手でほぐしながら土を３分の１くらい外す。

【 Point 】花が咲いているときは、あまり土を減らしすぎないように注意

 

 

 

４．スコップで山野草の土を鉢の底に薄く敷く。その中央に土を外した苗をのせる。このとき、鉢と苗の向きを合わせて置く。花が咲いた時をイメージして、鉢に置く向きを考えよう。

【 Point 】花が咲く向きをと鉢の正面を合わせると、花が咲いたとき見栄えがいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

５．苗のまわりに山野草の土をのせていく。根が隠れるくらい土をのせたら、はしや棒を２０〜３０回土に差し込んで苗と土をなじませる。根をキズつけないように注意。

【 Point 】はしや棒を差し込むのは、鉢の下や根の間にまんべんなく土を入れるため

 

６．土を盛った苗のまわりに、コケをていねいにのせていく。大きいコケなら一枚で。小さいコケはボコボコとのせていってもOK。

【 Point 】コケをのせることで、土の乾燥を防げる。一部分にコケを使い、残りの部分に化粧砂を敷くなどアレンジも可能

 

 

 

 

 

 

 

 

７．ピンセットを使って埋め込むようにコケを押さえ、表土と完全に密着させる。コケを土に軽く埋め込むようにするのがコツ。さらに、コケが崩れたり飛んだりしないように、Uピンを差し込んで止める。

【 Point 】小さいコケを使った場合や、大きいコケでも土の傾斜が急な場合はUピンで止めること

 

８．水をやる。鉢の下から水が溢れ出るくらい、たっぷりと。

【 Point 】最初の水やりが肝心！最初に水をあげないと、途中から水を吸うことができなくなってしまうため