ミニ盆栽の育て方 サルスベリ 百日紅

花物類 サルスベリ 百日紅

サルスベリ 百日紅

樹種の特徴

サルスベリは、ミソハギ科の落葉高木で、夏になると、赤やピンク、白などの花を咲かせます。花が長く咲くことから「白日紅(ひゃくじつこう)」と呼ばれています。幹肌がなめらかで美しく、盆栽よりも庭木としてなじみがある樹種です。

日頃の管理

冬期以外は、日当たりがよく、風通しのよい場所に置きます。春から花が咲くまでの間に水切れすると、花が咲きにくくなります。真夏の水切れに注意し、7月〜8月の開花期間もたっぷりと水を与えましょう。肥料は4月〜10月ごろまで、毎月1回定期的に与えます。アブラムシがつきやすいので、定期的に駆除します。駆除を怠るとアブラムシの排泄物によるすす病の被害を受けることになります。

樹形づくりのポイント

植え替えは2年に一度、芽が動き出す前の3月〜4月ごろにおこないます。元気のよい太い根は切り詰めますが、細い根は残します。春から伸び出した新梢につき、7月〜8月には開花します。冬の保護は11月から始め、伸びすぎた枝を切り詰めます。模様木や根連なり、寄せ植えなどの樹形が向いています。