雑木類 リュウジンヅタ 竜神蔦
樹種の特徴
リュウジンヅタは、ブドウ科の落葉つる性で、ナツヅタの変種といわれます。つるが曲がって伸びるため、自然ときれいに曲がつきます。厚みのある葉も特徴的で、新緑の頃、新芽が重なっている姿は、まるで龍が天に昇っていくようにも見えます。
日頃の管理
日当たりがよく、風通しのよい場所に置きます。鉢の表土が乾いたら、たっぷりと水を与え、夏の水切れには注意します。肥料は4月〜10月の間、毎月1回与えます。とくに病害虫におかされる心配はありません。
樹形づくりのポイント
植え替えは1〜2年に一度、秋ごろにおこないます。新芽が伸びてきたら、樹形を考えて芽摘みをします。新芽が開く頃がもっとも美しい姿になります。つるが伸びてきたら、定期的にハサミで摘みましょう。6月頃には葉柄を半分ほど残して葉刈りします。根が太りやすいので、石付きも合いますし、立ち上がりの曲を生かした模様木も向いています。