実物類 ガマスミ 莢蒾
樹種の特徴
ガマスミは、スイカズラ科の落葉低木で、全国の山野に自生しています。初夏になると新梢の枝先に白い小花をつけ、秋には真っ赤な実をつけます。
日頃の管理
一年を通して日当たりがよく、風通しのよい場所に置きます。土の表面が乾いたらたっぷりと水をやりますが、開花期は花に水をかけないようにします。肥料は実がついてから10月頃まで与えます。ハムシがつくことがありますので、見つけしだい駆除します。
樹形づくりのポイント
植え替えは1〜2年に一回、3月ごろにおこないます。春から伸びた新梢の頂部に花がつくため、徒長枝は短く剪定します。花は5月〜6月頃に咲きます。実は9月ごろになります。実が終わったら樹形を整えて、春まで短い枝を残すようにします。模様木や斜幹、多幹ものなど、素材を生かして樹形作りを楽しみましょう。