ミニ盆栽の育て方 ブナ 山毛欅

雑木類 ブナ 山毛欅

 ブナ

樹種の特徴

ブナは、ブナ科の落葉高木で、全国の山地に自生します。美しい灰白色の幹肌の樹で、夏の緑葉は、秋には紅葉し、そのまま春の新芽が出るころまで枯葉をつけた状態で越冬します。

日頃の管理

春と秋は日当たりと、風通しのよい場所に置き、夏は葉焼けを起こさせないように半日陰に置きます。寒さに弱い樹種ではありませんが、冬は日当たりの良い軒下などで保護をします。夏の水やりは、十分な灌水が必要です。鉢の表土が乾いたら、すぐに水をやりましょう。肥料は5月〜9月ごろまで、2ヶ月に1回ほど与えます。肥料を与え過ぎると、樹形が崩れてしまいますので要注意です。病害虫の被害にはほとんどあいませんが、12月〜2月の間に、カイガラムシの予防をかねて、石灰硫黄合剤を散布します。

樹形づくりのポイント

植え替えは1〜2年に一度、3月ごろにおこないます。太い根を切りますが、細い根のない太い根を切り詰めると枯れてしまうこともありますので、十分に注意しましょう。新芽の生長が早いため、まめに芽摘みをします。新芽が大きくなってきたら、一枚目の葉を残して摘みます。伸び出した新芽は1〜2芽残して剪定します。5月ごろ、葉柄(葉の一部で茎に付いている部分)を少し残してはさみで切ります。ブナは、根元の曲を生かして、樹形作りをおこないます。単幹や寄せ植えで、風情のある盆栽が作れます。