松柏類 ソナレ 磯馴
樹種の特徴
ソナレは、ヒノキ科の常緑低木で、壱岐、対馬、沖縄などの海辺に自生しています。幹が地面を這うように伸びることから「磯馴」と呼ばれるようになりました。別名は「ハイビャクシン」といいます。
日頃の管理
日当たりと風通しのよい場所に置きます。寒さに弱いため、冬の保護は忘れないようにします。水切れや乾燥に弱いため、表土が乾いたら水をたっぷり与えます。肥料は、3月〜10月のあいだ、月に一度与えます。病害虫には強いのですが、樹勢が衰えるとハダニがつくことがありますので、専用の薬剤で駆除します。
樹形づくりのポイント
植え替えは二年〜三年に一度おこないます。4月〜6月ごろにおこないます。生長期には芽摘みを繰り返します。伸びすぎた部分は枝透かしをして、姿を整えます。針金かけは、春から秋までの間にします。寒くなってくると葉がかたくなりますので、注意しましょう。直幹や斜幹、模様木など、さまざまな樹形が可能です。