盆水の清らかでやさしい音色は、脳を癒やして活性化させます。
「脳はエネルギーの90%を耳から調達している」とは、フランスの聴覚心理音声学の権威、アルフレッド・トマティス博士の言葉です。好きな曲や好きな人の声を聞いたら、テンションがグンと上がったり、癒やされて安心したりしますよね。これは、少なからず脳が音の刺激を受けているということなのです。また、トマティス博士は「脳にエネルギーを与えているのは高周波である」とも言っています。実際に科学者であり音楽家でもある大橋力先生の研究では、超高周波成分を含み複雑に変化する音には、脳のアルファ波を高める作用があることが証明されています。アルファ波とは、人が物事に集中しているときやリラックスしている時に現れる脳波のこと。この現象はハイパーソニック・エフェクトといわれ、アメリカの生理学会の学術しで発表されて今でも高い注目を集めています。前述しましたが、こういった脳にエネルギーを与える高周波や超高周波をたっぷりと含んでいるのが自然界の音。そして、盆水の音色にも高周波や超高周波がたくさん含まれているのです。
水滴の響きあう音が、心地良い高周波を生み出します
盆水の水音は、水滴が奏でる音色です。もともと水滴の落ちる音自体にも超高周波は含まれているのですが、幾重にも重なりあった岩の隙間を流れる水と、岩やコケからしみだした水滴の音が響きあうことで、さまざまな音が生まれ、超高周波を出すのです。
このようなことから、盆水の水音は、脳にエネルギーを与えて活性化させることができるのです。