花物類 フユザクラ 冬桜
樹種の特徴
フユザクラは、バラ科の落葉高木で、本州中部以南に自生しています。直径3〜4cmほどの薄いピンク色の花が特徴で、マメザクラとヤマザクラの中間種とされています。
日頃の管理
日当たりがよく、風通しのよい場所に置きます。水を好むほうなので水切れには気を付けますが、やりすぎると花がつかなくなります。肥料は4月〜10月の間、毎月1回与えます。新芽にアブラムシが発生しやすいため、見つけしだい駆除します。
樹形づくりのポイント
植え替えは3月か9月〜10月ごろにおこないます。花芽は短い枝につくので、花後に徒長枝を切り詰めます。フユザクラは秋から春にかけて、断続的に花が咲き続けます。枝作りが難しい樹ですが、持ち味を生かして模様木や斜幹などに作り、花を楽しみましょう。