コケ図鑑 センボンゴケ科 ハマキゴケ

ハマキゴケ

陽当りのよいコンクリートの上、石垣、岩上などに緑褐色の群落を作る。茎は高さ5mm以下。上の方に葉がやや集まったようにしてつく。葉は乾くと上方にすぼんだように巻く。たまご型で長さ1mmくらい。中助は1本で太く、葉の先にまでとどいている。乾燥した場所を好むコケの代表的なもので、直射日光下でも葉をすぼめて生える。